
建築事業部の染谷卓哉です。
今回は建築探訪13。
1939年に24歳という若さで肺結核のため没。東大建築学科在学中から奨励賞も3度受賞、詩作においては第一回中原中也賞を受賞するなど、分野を超えて輝きを放った建築家、立原道造。
建物名 ヒアシンスハウス
住所 埼玉県さいたま市南区 別所沼公園内
設計者 立原道造
別所沼畔は、昭和初期に詩人の神保光太郎はじめ多くの芸術家が暮らしていたところだそう。
週末を過ごす別荘として計画された本建物は、数枚のスケッチをもとに立原道造没後65年を経て完成したもの。
わずか5坪足らず、1人で過ごす小さな家ですが、窓の位置・機能的な家具配置で本当はもう少しゆっくり見たかった…。男なら誰しも憧れる夢の書斎のようなもの。
当時のスケッチを見ても、浴室・台所は描かれていない。
他にも屋根や外壁につかう仕上げもスケッチには示され、これらも忠実に再現されていた。
90年近くも前の計画であることに驚いた。



有限会社 染谷商事│春日部市南桜井の注文住宅・リノベーション・リフォーム・不動産売買・仲介・管理
住所 埼玉県春日部市米島1198-3
(南桜井駅から徒歩3分、埼玉りそな銀行庄和支店の隣です)
Tel 048-746-2200


コメント