建築事業部ブログ「すまい手帖」– category –
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すまい手帖「福祉住環境整備~家具・収納への配慮~」
日常生活動作がしやすいように、例えばトイレと寝室を近くに設けても、家具の配置に配慮がなかったために、ベットやテーブルを大きく迂回してトイレに行かざるを得ないような状況は好ましくないです。生活動線に無理はないか、通行幅員は十分に確保されて... -
すまい手帖「結露の仕組み」
〔結露はなぜ起こるのか?〕空気は水分を含んでいます。空気中の水分が、気温によって限界に達した時を「露点」と呼び、結露が発生する。夏場キンキンに冷えたグラスのまわりに水滴がつく現象、これと同じことが住宅でも起こります。 こちらの図をご覧下さ... -
すまい手帖「福祉住環境整備~スペースへの配慮~」
軸組み工法による木造住宅は、通常、尺貫法に基づく3尺(910mm)を基本として考えられています。介助を受ける場合、安全に移動するには1.5人分の幅が必要となり、通常の老化等の幅では十分とは言えません。使用頻度が高い廊下やトイレ、浴室などでは、移... -
すまい手帖「昼光利用・自然風」
皆さんは「パッシブデザイン」という言葉をご存じでしょうか? 「パッシブデザイン=受動的(passive)」とは、自然エネルギーとうまく活用し、建築的工夫により快適な室内環境をつくる設計手法を指します。 具体的には、 例1.自然光をうまく採り入れること... -
すまい手帖「福祉住環境整備~建具への配慮~」
住宅の中で主に使用される建具は引き戸、開き戸、折れ戸などが代表的なものです。 それぞれの長所・短所は引き戸は開閉動作がしやすいですが、気密性が低く、戸袋のスペースが必要です。 開き戸は、気密性は高いですが、開閉時に身体があおられるような格... -
すまい手帖「省エネリフォーム」
省エネリフォームとは、代表的なものでは「断熱性の向上」・「省エネ設備の導入」が挙げられます。例えば、冬場の電気代が急激に高くなるように、暖房の電気代がランニングコストを大きく左右します。また、ガスを利用するご家庭では、月々のガス代も季節... -
すまい手帖「福祉住環境整備~手すりの取り付け~」
手すりは、動作を補助し、安全な歩行や移動を助けるといった役割があります。門扉から玄関までのアプローチ、玄関、廊下、階段、洗面・脱衣所、浴室、トイレなどに設置される場合が多いです。 階段・廊下などでは、身体の位置を移動させるときに、手を滑ら... -
すまい手帖「地震と耐震基準の話」
前々回の記事「耐震リフォーム」と合わせてお読みいただくことをオススメします。https://x.gd/sYB5O 建築基準法が制定されたのは1950年。 建築基準法の第一条には、「この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民... -
すまい手帖「福祉住環境整備~床材の選択~」
参考:大建工業 床材の選択は、住宅内の安全な移動のために必要な要素の一つです。 剪定の基準は・滑りにくさ・強さ(傷つきにくさ、重量物への強さ、水への強さ)があります。 滑りにくさに関しては、特に水に濡れた時に足を滑らせることがないように配慮... -
すまい手帖「耐震リフォーム」
耐震リフォームとは、耐震性能を向上させるリフォームのこと。構造・工法により調査方法や計画、補強工事の方法が異なります。 〔ステップ1〕耐震調査・診断(住まいの健康診断)木造住宅では、一般診断法と精密診断法の2つの方法があります。 ①一般診断:...