
皆さんは「尺貫法(しゃっかんほう)」という昔から日本で使われてきた単位をご存じでしょうか。
日常ではセンチメートルやミリメートル等の「メートル法」が馴染みのある単位ですよね。
しかし現代日本の木造住宅づくりおいても、尺貫法が基本。
主に使われる尺貫法の単位とメートル法の関係は以下のようになります。
【尺貫法】 【メートル法】
1間(イッケン) ⇔ 1.818mm
1尺(イッシャク) ⇔ 303mm
1寸(イッスン) ⇔ 30.3mm
1分(イチブ) ⇔ 3.03mm
このように3の倍数であることが大きな特徴です。
例えば、「およそ13㎡の部屋」と言われるよりも、「8畳」と言われた方がイメージしやすかったり、
エアコンや照明のカタログに「○畳用」とあったり、非常に便利で画期的な単位なんです。
他にも、大工さんや材木屋さんでは「イーニッサン」「サンゴカク」など言ったりしますが、
なにそれ!?(暗号かなんかですか?)となりますよね。
イーニッサンは、1寸2分=36mmと1寸3分=39mmの断面寸法であるものを指し、
サンゴカクは、3寸5分=105mmの断面寸法であるものを指します。(多くは柱として使います)
尺貫法の優れた点は、挙げればまだまだありますが今回はこの辺で。
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