すまい手帖「福祉住環境整備～色彩・照明計画、インテリアへ配慮～」

色彩は室内の雰囲気、快適性、楽しさを演出する非常に重要な役割を果たします。
また、段差部分の色彩を変えることで事故の発生を防ぐなどの役割もあります。
部屋の一部分に明るい色の壁紙など、いわゆるアクセントになるような明るく鮮やかな色彩を入れたり、好みの明るい色を小面積使用することも雰囲気づくりに一役かいます。
トイレや洗面・脱衣室など毎日使用する小部屋には、壁面全体を明るい色調で仕上げると、生活動作を快適な気分で行えるようになります。

照明も室内の雰囲気、快適性、楽しさを演出する非常に重要な役割を果たします。
居室への日照が十分でない場合は、高照度の照明をつけるのもよい方法です。
ただし、照明の光源が直接目に入らないように（寝ているときに）留意しましょう。
移動の際、スイッチを入れるのを億劫がってしまうこともあるので、人感センサーのついた照明を使うと快適に過ごせます。

インテリアも、リラックス・楽しい気持ちを醸し出す重要な要素です。
ベット横に思い出の品々や写真を並べたり、いろいろな飾りつけをしたりするのもいいでしょう。

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